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車椅子バスケットボールを、もっと楽しく観るために
車椅子バスケットボールをもっと面白く観戦するための「見どころ」を紹介!
※これより以下の内容は
「NPO法人Jキャンプ」の協力により作成しています。
(写真提供:伊藤真吾ほか)
クラス分けに着目!
車椅子バスケを最も面白くしているのが、「クラス分け」の制度。それぞれの選手が障害レベル等に応じて1.0〜4.5の0.5刻みで「持ち点」を与えられ、コート上の5人の合計が14.0を超えないように組み合わせます。
これにより、障害の軽い選手に偏ることなく、様々な障害レベルにある選手たちが同じコートでプレイができるというわけです。
![]() | 【クラス1】 腹筋背筋の機能がないため体幹バランスが不安定。 (北京代表例) 千葉ホークス 京谷和幸 |
![]() | 【クラス2】 ある程度腹筋背筋は効くがバランスは不安定。 (北京代表例) 千葉ホークス 森紀之 |
![]() | 【クラス3】 腹筋が効き、下肢も若干の機能があり、前後へのバランスは安定。 (北京代表例) 清水M.S.T 是友京介 |
![]() | 【クラス4】 下肢の切断等で前後に加え左右少なくとも片方へのバランスが安定。 (北京代表例) ワールドBBC 大島朋彦 |
![]() | 【クラス4.5】 前後左右すべてのバランスが安定 (北京代表例) 宮城MAX 藤本怜央 |
車椅子のセッティングに着目!
車椅子のセッティングは、選手それぞれ。障害のレベルやポジション、プレイの特徴によって違いがあります。選手それぞれに最高のプレイをするための工夫をしているところに注目です!基本的な注目ポイントは大きく3つ。
(1)タイヤが「ハ」の字!
この「ハ」の字の角度が大きければ大きいほど、回転しやすく動きがクイックになります。ただし、バランスも崩しやすくなります。
(2)背もたれの高さと座面の傾き
背もたれは低く、座面は平らなほうが体の動きを邪魔しません。腹筋背筋の機能がない選手は背もたれを高く、お尻を下げるように座面をうしろに傾けることでバランスを向上させます。
(3)車椅子の高さ
重心が低いほど安定性が増し、高いほどバランスがとりにくくなります。一般のバスケのようにジャンプのない車椅子バスケでは、車椅子の高さそのものが武器になりますが、高さと引き換えに安定を失うわけです。センタープレイヤーなどは、高さがキーになるので、規定目いっぱいにしたりします。一方、バランスが悪い持ち点の低い選手は、重心を低くして安定感を重視します。また、座面が低くなることでタイヤに手の力を伝えやすくなる分、より速く車椅子をこぐことができるという面もあります。
「クラス分け」×「車椅子のセッティング」に着目!
「クラス分け」、「車椅子のセッティング」のポイントを見ていただいて、だいたいの傾向はわかっていただけたことと思います。
多くの場合、バランスの悪いクラスの低いプレイヤーは背もたれが高く、低めのセッティングに、またバランスの良いクラスの高いプレイヤーは、背もたれが低く、高めのセッティングになるのが主な傾向です。
しかしそれぞれの持ち味やポジションにより、そこにひねりが加わり、さらに面白さが増してきます!そんな一例を紹介します!中継や会場でチェックしてみてください!
持ち点の低いセンター
障害レベルの軽いクラス4、クラス4.5のプレイヤーがセンターとしてプレイをすることが多いのですが、もともと体が大きく手が長いなどの持ち味を生かして、センターとして活躍するプレイヤーたちがいます!
![]() | 清水M.S.T 向山佳宏 (持ち点3) |
![]() | 千葉ホークス 千脇貢 (持ち点2.5) |
![]() | NO EXCUSE 佐藤大輔 (持ち点2.5) |
![]() | ワールドBBC 神谷泰範 (持ち点2) |
小さい「クラス4」「クラス4.5」
前述の通り、クラス4以上のプレイヤーは、しっかりと安定した体幹のバランスを活かし、高さを生かすことが多いのですが、そもそも体の小さいプレイヤーなどは、高さを捨て、速さを武器にしていくことがあります!
![]() | 千葉ホークス 伊東容臣 (持ち点4) |
![]() | NO EXCUSE 及川晋平 (持ち点4.5) |

















